「僕は営業を辞めました」そして、デザイナーを採用しました。そしたら売上が上がりました。

こんにちは。
サプリメントメーカーで所長をやっている者です。
これまで、ガンガンアポ入れて、営業に出て、電話かけて、飛び込み営業して、そうやってBtoBの仕事をしてこれまで売上を作ってきた。

そんな僕が、1年前に決めたこと。
それが「営業を辞める」ということ。
そして、「インハウスデザイナーを迎え入れる」ということ。
この2つ

◆なぜ、営業しかできない僕が、営業を辞めたのか?
◆なぜ、インハウスデザイナーを迎え入れたのか?
◆一体、何を考えているのか?

この3つについて文章にしてみた。

なぜ、営業しかできない僕が、営業を辞めたのか?

僕は昔サッカーをしていた。
チーム競技であるが、個々のスキルは個人競技である。
だから、僕はチームプレーが得意だと思っていたのだが、営業をしているうちに僕は個人プレーが好きなのかもしれない。と思うようになた。

その理由はこんな感情から生まれた。
「僕の毎日の努力は相手の気分、会社の方針で一瞬にして無くなるんだな」
「まるで、好き嫌いでレギュラーを決める監督の様に、嫌いと言われれば試合に出られない」

BtoBの営業をしていて感じていたのは、どんな提案もどんな熱意も、簡単にひっくり返す。
引っ張るだけ引っ張って、そこへ通い詰めた努力は一体どこへやら。
これは僕の営業スキルが足りないことが原因なのかもしれないが、そう言うケースが殆どだ。
その中で1割くらいは仕事になる。

そんな時にふとこー思った。
僕たちの商品は別に必ずしも企業に売る必要は無い。
本当に評価してほしい僕たちの監督orお客さんは誰なんだ?
と考えた時、それは、一気に販路を拡大したり、一気に商品を沢山買ってくれる企業では無い。
その先にいる「ユーザー」だ。
僕たちの監督は「ユーザー」だ。

そう思ったら、日々の努力や熱量を「ユーザー」に対して使いたい。
それが一番自分の力を試せる。
何がダメなのかが明確になる。
ダメなとこを改善してまたトライすればいい。
その方がやった分だけ跳ね返りがあり、明解だ!
そう純粋に思った。

だから僕は、企業に対して営業することを辞めた。

なぜ、インハウスデザイナーを迎え入れたのか?

僕が、企業に対して営業するのを辞めた時。
じゃーどうすれば、ユーザーに僕たちの言葉で、僕たちの商品を伝えることができるのか?
それを考えたらインターネットの世界しかなかった。
この選択肢は誰もが容易に創造できる。

これだけ、SNSが生活の一部となり、企業がユーザーと繋がれる時代となっているのだから。
一昔前からでは考えられない状態だと思う。
だから、この環境を最大限に生かして行きたい。
そう思った時。
「インハウスのwebデザイナーが欲しい」と僕は思った。
理由は、僕はWEBのことも、デザインのことも、知らないから。

一体、何を考えているのか?

と、ここまでを読んで見ると、我ながら思うことがある。
それは、「営業しないでデザインに力を入れる」そんなんで会社は成り立つはずがない。
1年前にインハウスデザイナーを迎え入れる前までは僕自身そう思っていた。

理由は、「デザイン」だけで物が売れはずがない。
「デザイン」と「物が売れる」は全く別物。
デザイナーは自己満足で自分の作品をディスプレイに並べて酔いしれる為にデザインをしている。
デザイナーさんには大変申し訳ないが、昔の僕はそれくらいに思っていた。
だって、デザインはするだけやって、売るのは僕たちだからだ。
デザインが理由で売れない。とはならない。
売れようが売れまいが、デザイナーには関係ない。
売れなくて困るのは僕たちメーカーだからだ。

そんな僕が、なぜ、デザイナーが欲しくなったのか?
それは、一人のインハウスデザイナーとの出会いでもある。
彼は、webデザイナーでありwebコンサルタントでもあった。
その彼と仕事をした時に感じた。

メーカーと同じくらいの熱量で「商品」を愛し、知ろうとしてくれて、デザインして、売る為に育てようとしてくれる。

それを感じた時、僕がデザイナーに求めていたのは、「絵」としてのデザインだけだったと言うことに気が付いた。

「届ける」と言う枠組みでデザインを捉えた時。
インターネットの世界で「届ける」をデザインし、育て、ユーザーに語りかける。
これをしてみたい!
そう思った。

この瞬間僕の中で、1つの絵が浮かんだ。

インターネットで商品を通じてリアルな出会いを創造する

これをやりたい!
そう思った。

僕の仕事はサプリメントを売ること!
サプリメントを広めること!

これに変わりはない。
この仕事の成果として、「人々の健康に貢献する」と言う大義名分があるのだが、それに加えてやりたいことができた。

それは、インターネットという人のリアルじゃない環境で繋がった人たちが、リアルな繋がりを持つ。
そんな機会を創造したい
。そう思った。

例えば、僕たちの商品を買っているお客さんが世界中にいたとする。
そのお客さんは僕たちの商品と僕たちを通じて、世界中の人と繋がっている。
「僕たち」と言う共通点を通じて。

この、僕たちと言う「共通点」があれば、リアルな現場で国境や文化を超えて出会った時。
人々は仲間との出会いのような体験をするのではないだろうか?
そして、その体験は貴重な経験を生み出す場になるんじゃないだろうか?
そう思うようになった。

例えば、僕たちの商品を愛用している少年サッカーの選手が日本とアメリカにいたとする。
僕たちという共通点と、サッカーと言う共通点を通じて、交流したらどうだろうか?
サッカーの成長だけでなく、英語という教育、異文化交流という教育、人としての成長を伴う貴重な体験を生み出すキッカケ作りができるのではないだろうか?

もし、そんなことができたらなんだかワクワクする。
そんな繋がりが、世界各国にできたら、なんだかワクワクする。
そんな繋がりを求めて、世界各国を仕事を通じて訪れることができたらなんだかワクワクする。

だから、僕は営業を辞めて、インハウスデザイナーを迎え入れた。
これを実現できる絵を描いた時、「届ける」を一緒にデザインできるデザイナーが必要だと思ったから。

そして僕の今の役割は・・・

営業しかできなかった僕の今の役割は
デザイナーが作った車(web)をうまく運転すること。
(ココからは例え話として聞いてね!)

スピードをあげて運転してみたり、ゆっくり走ってみたり、ドリフトしてみたり、車の中に運転手がいて初めて車は命を吹き込まれたかのように動き出す。

その姿に魅了され、人々は心を動かすのだと思う。
だから、僕の仕事は、車を運転すること。
時に、インハウスデザイナーに油をさしてもらったり、ボディを改造してもらったりする。
雪道を走る時には、タイヤを交換してもらったりもする。
そうやって、デザイナーとコンビを組みながら、僕は車を運転し、車をより魅力的なものに育てる努力をする。

運転技術を高める勉強も必要。
ユーザーに届ける為には常に動きがあり、走っている必要がる。
常に車を走らせ、車を走っている環境に適応させながら、見ている人を魅了していく。
それが、営業に変わる今の僕の仕事。

そんな仕事を初めて1年。
少しずつ芽が出て来た。
僕たちの思いがユーザーに届き始めた。
それに釣られるように僕たちの商品を取り扱いたいという企業も現れ始めた。
営業をしていないにも関わらず。

僕たちはもっと車を走らせたい!

だから、これから今のスタイルをもっと加速していきたいと思っている。
その為には・・・

猛スピードで運転する助手席で冷静に状況判断してワイパーを動かしてくれたり、ライトをつけてくれたりする仲間(コーポレートスタッフ)が必要だ。

そして、レベルが上がる中で、車をもっと急ピッチで状況変化に応じた改造を行なったり、別のタイプの車を作ることも必要になってきた。
その為にはチーム(インハウスデザイナーのチーム)が必要になってきた。

だから・・・

僕たちは一緒に働く仲間を探しています。
(実際に車を作るわけではありませんので!笑)

ご興味ある方は是非お気軽にご連絡下さい!

中出寛省